イガリの日記

福島県いわき市在住、会社員イガリ(37)の趣味雑記ブログ。

楽天カードが公共料金ポイント改悪!無料で、今まで通り楽天ポイント1%分貯める方法教えます

皆さん、クレジットカードはどこのカードを使っていますか?自分は、昔から楽天カードを使っています。

【公式】新規入会&利用でポイントプレゼント|楽天カード

大学2年の時に作って以来、何だかんだでメインカードとして使い続けています。100円で1ポイントが貯まり、しかも貯め続けている限りポイントの有効期限が無い。そして楽天市場での買い物に使える。ポイントの使い勝手がすごくいいのです。

今は一人暮らしをしているので、家賃や光熱費など口座引き落としで払えるものは全て楽天カードで決済しています。家賃も含めると毎月結構な金額を決済するので、ポイントもたくさん貯まります。

これからもメインカードとして君臨し続けるはずだった楽天カードに、サブカード降格の危機が。

一部の決済でポイントが5分の1に

そのお知らせを知ったのは今年の春頃。楽天カードでの決済で、2021年6月から一部の決済が100円1ポイントから500円1ポイントになるという事です。

公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントに関するご案内|楽天カード

リンク先を見てみると、以下のような記述がありました。

<変更の対象となるご利用分> ・公共料金(電気、ガス、水道) ・税金(国税都道府県税など) ・国民年金保険料 ・Yahoo!公金支払い ※ご利用先の詳細につきましては、下記ページをご確認ください。 https://www.rakuten-card.co.jp/point/pointrate/ (※公共料金等の楽天カード利用獲得ポイントに関するご案内|楽天カードより引用)

支払先でも対象になる決済とそうではない決済があるみたいで、例えば電気でも東北電力のような大手の電力会社は対象ですが、ENEOSでんきのような電力自由化で参入した会社は対象ではないようです。

自分の場合、電気は東北電力なので対象。ガスはガスパル大東建託でやってるガス会社)なので対象外。水道はYahoo!公金支払いで払っているので対象。その他税金や国民年金保険料は払っていないので、電気と水道が対象のようです。

電気は月平均5,000円程で、水道は2ヶ月に1度7,000円程。これまで毎月平均85ポイントもらえていたのが、これからは17ポイントになってしまう。決して大きい金額ではないですが、それだって減るものはツラい。これは楽天経済圏を捨て、クレジットカードを乗り換えるしかないのか。

そう思っていたときに、ふと思わぬ解決法を思い浮かんでしまいました。

公共料金を、楽天銀行デビットカードで払うと1%貯まる

楽天では銀行もあり、以前はイーバンク銀行として日本では早くからネット専門の銀行としてやっていた所を楽天の子会社となり楽天銀行として現在に至る銀行です。

イーバンク銀行は以前からヤフオクの取引等で使っており、自分も2003年ぐらいから口座を保有し続けています。といっても大した取引はしていませんが。

その楽天銀行ではデビットカードサービスを行っており、自分もJCBデビットカードを持っています。

[caption id="attachment_1083" align="alignnone" width="640"] 手持ちの楽天銀行デビットカード(JCB)。最近更新したばかりです。[/caption]

今回の楽天カードポイント改悪は、あくまで楽天カードのみが対象。つまり、楽天銀行デビットカードで電気料金と水道料金を支払えば、今まで通りのポイントがもらえるはず。

ということで東北電力Yahoo!公金支払い(いわき市水道料金)の支払いを楽天銀行デビットカードで支払ってみて試した結果、しっかり100円1ポイント貯まっていました。

[caption id="attachment_1084" align="alignnone" width="640"] 楽天銀行デビットカードで公共料金を支払いした結果。きちんとポイントが1%付いてます。[/caption]

って事で、公共料金の支払いを楽天銀行デビットカードに変えればいいという事はわかったのですが、問題は“面倒くさい”という事。

どういう事かというと、自分は東邦銀行の口座をメインに使っています。給与振込からクレジットカードの引落まで、貯金以外の全てを東邦銀行で取引しています。給与振込は東邦銀行しか対応していません。つまり、収入が全て東邦銀行に入ってしまうのです。

という事は、楽天銀行デビットカードで支払いをするには、毎月電気料金と水道料金を東邦銀行から楽天銀行の口座へ移してあげる必要が生じます。しかも楽天銀行は、3万円未満のATMでの入金は手数料がかかります。

[caption id="attachment_1085" align="alignnone" width="573"] 楽天銀行のATM利用料。無料にもできますが、通常は手数料がかかります。[/caption]

毎月3万円以上の公共料金支払いがある人は問題ないかもしれませんが、それにしてもお金を移す作業は面倒くさい。という事で、これを無料で自動的にお金を移す方法を教えます。

住信SBIネット銀行に、口座のお金を無料で移動してもらう

それは、今持っている口座から自動的にお金を引き出し、楽天銀行に自動的にお金を入金する魔法の銀行口座を使うのです。それが、住信SBIネット銀行です。

NEOBANK 住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行には、『定額自動入金』と『定額自動振込』というサービスがあります。これは名前の通り、 定額自動入金:毎月決まった金額を、他の銀行口座から住信SBIネット銀行の口座に入金してくれるサービス 定額自動振込:毎月指定した銀行口座宛に、決まった金額を自動的に振り込みしてくれるサービス です。つまり、入金も振込も自動でしてくれるのです。

[caption id="attachment_1086" align="alignnone" width="640"] 大まかな概略図。住信SBIネット銀行が無料で預金を移動してくれます。[/caption]

しかも、住信SBIネット銀行は上記2つのサービスを無料で利用できます。ただし、定額自動入金は毎月10,000円以上からですし、振込は毎月2回まで(取引状況によっては増える)です。とはいえ入金は10,000円にすればいい話ですし、振込も2回無料なら十分です。

具体的に、自分の設定している例を紹介します。

自分の場合、電気代が月平均5,000円で水道料金が月平均3,500円(2ヶ月に1度、7,000円程)ですので、毎月10,000円を楽天銀行に入金しています。そのため、まず給与振込口座である東邦銀行から定額自動入金で住信SBIネット銀行へ入金しています。

[caption id="attachment_1087" align="alignnone" width="640"]ガリの口座の設定状況。公共料金分+貯金分も移動しています。[/caption]

上の画像で入金額が31,000円になっていますが、これは貯金もこの仕組みを使っているからです。そのため、楽天銀行へ入金する10,000円の他に、貯金用の口座へ入金する21,000円も含んだ31,000円となっています。口座からの引落し日は毎月5日か27日のいずれかを選択できます。自分は給料日が27日なので、27日に設定しています。(給料が振り込まれると同時に引き落とされます)

そして、次に定額自動振込サービスで楽天銀行宛に振込手続きをしています。

[caption id="attachment_1088" align="alignnone" width="640"]ガリの定額自動振込の設定状況。公共料金分は楽天銀行へ、貯金分はひまわり信用金庫へ移動してます。[/caption]

ここでは、楽天銀行宛の10,000円の他に、貯金用のひまわり信用金庫口座へも同日に振り込むようにしています。定額自動入金サービスを使い入金したお金は引落から原則4営業日かかります。自分の場合は27日引落しなので最短で31日には入金されるのですが、間に土日が挟んだりすると遅くなるので、最初は口座に余分にお金を入れた状態で設定をしました。9月分で言えば、こんな感じのフローになってます。

[caption id="attachment_1089" align="alignnone" width="640"] 2021年8月~9月にかけての預金の動き。これが無料で出来ます。[/caption]

これで、後は公共料金の支払いを楽天銀行デビットカードに設定すれば、今まで通り楽天ポイントが1%貯まります。

住信SBIネット銀行の口座を開設したりといった手続きは面倒ですが、一度設定すればその後は放っておいていいのでオススメです。また、自分のように会社で財形貯蓄制度がない場合、住信SBIネット銀行を活用すればセルフ財形貯蓄をすることも可能です。(自分はひまわり信用金庫に貯金を振り込んでいますが、貯金だけが目的なら住信SBIネット銀行に入金してそのまま住信SBIネット銀行の口座に貯めてもオッケーです)

色んなネットサービスを使ってお得にポイントを貯めよう

給料も増えない、支出は増えてくこの世の中。インターネット上にあるサービスを利用して、少しでもおトクにポイントを貯めましょう。