イガリの日記

福島県いわき市在住、会社員イガリ(37)の趣味雑記ブログ。

フィットハイブリッドに、後付けサンルーフ(Hollandia 700)を取り付けました

皆さん、サンルーフは好きですか?

恐らく大半の方は、
「サンルーフなんていらない」
と答えると思います。

実際、車を持っている知人の99%がサンルーフ無しの車に乗っています。

「夏暑い」
「最初だけで開けなくなる」
「雨漏りする」

こんなネガティブな話をよく聞きます。
ですが、自分はサンルーフが大好きです。

サンルーフが好きになったきっかけ

遡ること、小学生時代の事。
思えば小学校の頃から、車に興味がありました。

東京に住んでいたおじさんの家では、日産セレナに乗っていました。
そのセレナには、サンルーフが着いていました。

車内から空が見える。
そして、開ければ風を感じられる。

とても魅力的でした。
もちろん父にサンルーフ付の車に変えて欲しいとお願いしたこともあります。
(ちなみにその時父は「サンルーフが着いてたって、空飛べないだろ?空が飛べるようになるなら買ってやるよ」と言ってた。父らしいわ(苦笑))

そんな小学校時代の思い出が、サンルーフというものに憧れを抱かせたのかなぁ。と今になって思います。

後付けサンルーフという選択肢

とはいえ、サンルーフは今となってはバブルの遺産のようなもの。
実際、現行車でサンルーフが着けられる車と言えば、ビッグセダン・ミニバン・SUVぐらいなもの。
コンパクトカーなど、純正でサンルーフが装着できる車はなくなりました。

強いて言えば、ちょっと前にダイハツから発売されたタフト。
こいつは、軽自動車には珍しくサンルーフのようなものが標準装備されています。


(※【公式】タフトの車内空間と荷室|ダイハツより引用)

ただし、これはガラスルーフなので、ガラス自体は開閉しません。
昔ホンダで出していた、エアウェイブに着いていたようなものを想像してもらうとわかりやすいです。

では、サンルーフが設定されていない車でサンルーフを楽しむのにはどうすればいいのか?
その答えが、後付けサンルーフです。

後付けサンルーフは、その名の通りサンルーフを後から着けられるようにした製品です。
有名なのがベバスト社製の製品で、手動チルト及び脱着型のHollandia 100Ⅱ。


(※後付けサンルーフ Hollandia100 Ⅱ | 後付けサンルーフポータルサイト | RAREVALUE JAPANより引用)

電動チルト及びオープンの、H300 Comfort。


(※後付けサンルーフ H300 Comfort | 後付けサンルーフポータルサイト | RAREVALUE JAPANより引用)

電動オープンのキャンバストップ、Hollandia 400。


(※後付けサンルーフ Hollandia400 DeLuxe | 後付けサンルーフポータルサイト | RAREVALUE JAPANより引用)

そして、電動チルト&オープンのインナースライドタイプ、Hollandia 700があります。


(※後付けサンルーフ Hollandia 700 Ⅲ Comfort | 後付けサンルーフポータルサイト | RAREVALUE JAPANより引用)

「後付けサンルーフって、実際どうなの?穴開けるわけでしょ?」
という声をよく聞きますが、実際後付けサンルーフを着けても何の問題もありません。

実は、以前に乗っていた車にも後付けサンルーフを着けたことがあります。
マツダAZ-ワゴンに、Hollandia 300を着けていました。

後付けサンルーフを着けてしばらく乗っていましたが、雨漏り等のトラブルは一度もありませんでした。

もちろん純正でサンルーフが設定されていれば何の問題もないのですが、いかんせん今乗っているフィットハイブリッドも純正オプションでサンルーフの設定は無し。
それでもサンルーフが諦められない自分は、もう一度後付けサンルーフを着けようと思っていました。
ただ、それは今のフィットハイブリッドのローンが終わってからにしようと。

そして今年6月、晴れてフィットハイブリッドのローンを返済し終えました。

igrdiary.hatenablog.com

よし!後付けサンルーフを着けよう!
といってもお金がないから、1年ぐらい貯金してお金貯めてからにしよう。
そう思ってました。

ところが…

ベバスト社の後付けサンルーフ撤退

フィットハイブリッドのローン返済から数日後、何気なく見に行った総代理店のレアバリュージャパンのホームページには、驚きのお知らせが載っていました。

1985年より販売して参りました「ベバスト社製・後付サンルーフ製品」につきましては、製造元のベバスト社よりサンルーフビジネスにおいては自動車メーカー向けライン装着部品に集中化することとなり、アフターマーケット向けの製品については生産を終了するとの通達があり、弊社の在庫がなくなり次第販売終了となります。
(※ベバスト社製・アフターマーケット向けサンルーフ生産終了のお知らせ。 | 後付けサンルーフポータルサイト | RAREVALUE JAPANより引用)

度肝抜かれましたよ。
だって、後付けサンルーフといえばベバスト一強。なのに、その後付けサンルーフ大手のベバストが撤退。
販売は在庫品限り。

これは貯金とか言ってられない。
翌日、急いでお店に電話をして、後付けサンルーフの取付を申し込みました。

前回はアウタースライドタイプのHollandia 300を着けましたが、今回はインナースライドタイプのHollandia 700にしました。

ところが…

お金がない!ので、マイカーローンを申込

とはいえ、前述の通り、貯金はフィットハイブリッドのローン返済で使ってしまいました。お金がありません。だけど、お金を貯めている時間もない。

さて、どうする?
そうです、またローンです(笑)

カードローンやフリーローンなど色んなローンがありますが、今回は車に関する費用。銀行のマイカーローンのページを見ても、車に関する費用ならオートローンを使えるらしい。

という事で銀行に電話して確認すると、「個人名義の車なら大丈夫」との事だったので、銀行のマイカーローンを組む事にしました。

フィットハイブリッド車体のローンは東邦銀行で組みましたが、サンルーフのローンはろうきんで組む事にしました。ろうきんを選んだ理由は次の2つです。

まず1つは、固定金利が選べたから。

東邦銀行では変動金利しか選べませんが、ろうきんなら固定金利を選べます。しかも、金利も1.9%とそんなに高いわけではない。

東邦銀行でオートローンを組んでいた間、金利が変わることはありませんでした。ですが、固定金利の方が安心できる。そのため、今回は固定金利で組みました。

そして2つ目は、一部繰上げ返済が出来るから。

東邦銀行は、全額一括返済しか選べません。しかし、ろうきんなら一部繰上げ返済が出来るんです。

Q.繰上げ返済はできますか? いくらからできますか? A.残額の全額のほか一部のご返済をいただくことが可能です。
例えば「100万円の残高のうち、30万円だけ返済したい」という返済もできます。
一部繰上げ返済時には、融資残高に対する利息の精算が必要なため、利息金額以上のご入金が必要となります。また、手数料は無料です。
さらにろうきんダイレクトのご契約をいただければ、携帯電話やパソコンから繰上げ返済の操作を行うことができ、便利です。
(※繰上げ返済はできますか? いくらからできますか?|よくあるご質問|中央労働金庫より引用)

一括返済はキツくても、一部繰り上げ返済ならちょこちょこ出来そう。しかも、手数料もかからないなら、出来た方がいい。

この2つの理由で、今回はろうきんでローンを申し込みました。
無事に審査も通り、晴れて後付けサンルーフ施工が決まったのが6月末の事です。

サンルーフ施工店(エフォート)へ入庫

そして7月4日。
フィットハイブリッドを入庫するため、施工してもらうお店へ向かいました。

向かったのは、神奈川県海老名市。
株式会社エフォートさんへ向かいました。

楽しみすぎて5時半ぐらいに出発したので(笑)、10時前には到着しました。
新型コロナウィルスの影響もあり、高速道路が一切混まなかったのも早く着いた理由です。

9年ぶりに来ました。
と言っても、前回AZ-ワゴンをお願いしたときは、お店はここではありませんでした。

そして、9年ぶりに宮寺さんと再会。
宮寺さんは、後付けサンルーフに精通した、いわば後付けサンルーフ界の神だと(自分は勝手に)思ってます。

宮寺さんになら安心して車を預けられる。
そう思い、フィットハイブリッドを預けてきました。

サンルーフが着いていない、最後の写真です。

このルーフに、サンルーフが着いてくるわけです。

そして、納期1ヶ月の入院に入りました。この1ヶ月間、長かったです。
が、思ったより待ちわびたわけではありませんでした。
というのも、エフォートさんでお借りした代車にもサンルーフが着いていたのです。

おかげさまで、代車の間もサンルーフ生活を楽しめました。

そして1ヶ月後の8月1日。
無事に、サンルーフが着いたフィットハイブリッドが返ってきました。

Hollandia 700を装着したフィットハイブリッド

これが、後付けサンルーフHollandia 700が着いたフィットハイブリッドです。
純正サンルーフ付の車に乗ったことのある人ならわかると思いますが、もうまんま純正サンルーフと一緒です。

内装も、まるで最初からサンルーフが着いていたかのような自然さ。
これは、アウタースライドタイプのH300 Comfortではかなえられない自然さです。

開閉動作も、まるで純正サンルーフと一緒。
これは、もう大満足です!

着けて良かったー!!
そう思えた瞬間でした。

株式会社エフォートの宮寺さん、ありがとうございました!
おかげで、大満足な車になりました。

ちなみに、レアバリュージャパンさんにも自分のフィットハイブリッドの写真が載っているので、よかったら見てください。

rarevalue.com

で、気になる値段は?

さてさて、これを読んでいる方には、
「着けたいけど、一体いくらなの?」
と思われている方も多いと思います。

と言うことで、気になる値段を公開したいと思います。
ローンを組むのに宮寺さんに出してもらった見積書から抜粋します。

H700ユニット本体 250,000円
スイッチモジュール 10,000円
フィットHV取付作業費 300,000円
合計 560,000円(税抜)

そして、これに代車代が1日800円(税抜)かかったので、
代車代 800円×28日=22,400円(税抜)

と言うことで、合計は
560,000円+22,400円=582,400円(税抜)

税込で、640,640円が今回サンルーフ取付にかかった全費用です。

これを高いとみるか?安いとみるか?
人それぞれだと思います。

自分は、最初値段を聞いたときは「高ぇ!」と思いました。
そして、実はここだけの話、サンルーフ付の中古車に乗り換えも考えました。

ですが、程度の良いサンルーフ付の車を探しても、最低でも120万円はします。
マツダ・アクセラスポーツ(BM型)がこの価格帯でありました。平成24年式のディーゼルターボ車。

120万円を出して、今のフィットハイブリッドより2年年式が古くなり、しかも前オーナーがどのように手入れしてきたかわからない車を買うか。
60万円を出して、今までどこをどうやって手入れしてきたかがハッキリわかっている、今の車にサンルーフを着けるか。

そう考えると、答えは一択でした。

後付けサンルーフのある生活

後付けサンルーフを着けてから、車に乗るのが楽しみになりました。
無駄にドライブばかりしているので、ガソリン代はわかりやすく上がりました(笑)

ですが、せっかく乗るなら、楽しく乗りたい。
サンルーフ着けて良かったです。

後付けサンルーフを着けるか悩んでいる方。
もう在庫は少ないですよ。
悩んでいるなら、今すぐ着けましょう!

jam-ebina.com

レッツ、カーエンジョイ!
(↑某YouTuberのパクリ)

【2021年4月30日追記】
フィットハイブリッドを手放しました。
詳細は下記の記事にて。

igrdiary.hatenablog.com